【６月臨時休業日のお知らせ🪻】縁側のひとり言

㋅は、父の日がありますが皆さんは何か思い出がありますか？

そもそも父の日がなぜ6月の第3日曜日なのか、「母の日のように父親にも感謝する日を！」と、牧師協会へ嘆願したアメリカワシントン州に住むドット夫人の父親の誕生日が6月で、1910年6月18日の第3日曜日に礼拝をしてもらったことがきっかけだと言われているそうです。

今から40年前私は、そんなことも知らない小学生の低学年で住んでいた商店街の花屋さんへ走り貯金箱から持ち出した小銭で父へプレゼントの花を購入しました。

その時、頭では花束をプレゼントしたかったのですが、店頭に並ぶたくさんの花の中に惹かれた花がありました。その花は、紫色で葉のない長い花茎とその頂部に小さな花が集まっていて球状の花が咲いて姿は他の草花にはないユニークな花でした。

その花は、アリウムといいニンニクやネギと同じ仲間だそうです。当時手持ちのお金が限られていたので一本しか買えなかったのですが、花屋の叔母さんが形になるように他の葉を付けてリボンで“らしく”ラッピングしてくれました(笑)

父は、そんな私のこだわったプレゼントを「きれいだ…。」と微笑んで喜んでくれました。その後は、年とともにプレゼントも財布やキーケースなどに変わりましたが、印象に残る思い出とは不思議なものですね。

もうすぐ父の命日が近いので花でも供えたいと思います。

皆さんも、ご家族と素敵な㋅をお過ごしください。