やっと朝晩の気温が下がり、さわやかな空気が秋の匂いを運んできてくれるようになりましたね。昨日夕方、近くの土手に散歩に行ったところ雲が茜色に染まる広い秋の空を見ることができました。そこで私が一日の終わりに感じたことは「なんて美しい空だろう、ありがとう」という感覚でした。
日頃ストレスを軽減するツールとしてマインドフルネス瞑想などがありますが、瞑想が苦手な方にオススメなのが「畏敬」の念を感じることです。自然や美しいものへ人間の力の及ばないものや生命の神秘など感動を通して自然と調和し理解を超える存在に対峙したときの感覚です。
このような圧倒的な自然の前で“ちっぽけな自分”を感じるときその人の脳はとても活性化していることが多くの研究から明らかになっています。自然の中の広大さを前に小さい自分を感じるとき、人は非常に謙虚な気持ちになり、素直に感謝な気持ちを持ちます。
なのでもしストレスを対処したい際は身近にある自然の中で過ごす、星を見上げる、素晴らしい歌声を聴くなどにより、新鮮な視点で心穏やかになることでしょう。そしてこのような経験を日記にすることで幸福感が高まり、大きな存在に目を向けることもできるようになります。日頃のヒントにしていただければ幸いです。