桜も高い気温で満開になり新生活で職場やお引っ越しなどによる環境の変化で自分の心身の感触に意識を向けれていますか?今ワクワクしますか?それとも不安や緊張などで何だか落ち着かない気分などありませんか?もしこれを読んでいただいていたら少し姿勢を正して静かに深呼吸をして3分でも自分と対話してみましょう。新生活が始まるとそわそわと気忙しい感じで日々を過ごすことが多くなりますね。ぜひ、そんな時間も大切にしていただけたらと思います。
気持ちが落ち込んだり、憂鬱な気分になりがちな“季節の変わり目”を乗り切るには際にどのようなことを気をつけると良いのか、具体的な方法をご提案させて頂きます。
“季節のメンタル不調を乗り切る3つのポイント”
①新生活に不安を感じたらその気持ちを抑えない
✽この時期は、日照時間や気温の変化もあり自律神経が乱れやすく生物学上、新しい環境に不安を感じることは自然なことです。それは、“自己保存の法則”によるものです
〈自己保存の法則とは〉
・脳が自分を守るために、無意識のうちに何かを始めたり変わりたいという欲求を抑えたりすることです。何かをやりたいという気持ちに対して集中が発揮でないのも自己防衛本能からくるものです。なので、不安を感じたら抑えないで”今自分は不安なんだな”と認めてあげましょう。そして、その不安で良いのだと受容し、何が不安なのかな~と向き合ってみましょう。
【不安を抑制するデメリット】
*慢性的な疲労: 不安を感じながらもそれを無視し続けると、心身に大きな負担がかかり、慢性的な疲労感に繋がります。
* 集中力の低下: 不安が心のどこかに残っていると、集中して物事に取り組むことが難しくなります
* 抑うつ状態: 長期的に不安を抑制し続けると、うつ状態に陥る可能性も考えられます
* 身体症状: 不安は心だけでなく、身体にも影響を及ぼし、頭痛、胃痛、不眠症などの症状が現れることがあります
* 不安は危険信号: 不安は、何かしらの問題があることを教えてくれるサインです。それを無視すると、問題が大きくなる可能性があります
【不安を受け入れるメリット】
* 自己理解が深まる: 不安を感じている自分を客観的に見つめることで、自分の性格や行動パターンをより深く理解できるようになります。
* ストレス軽減: 不安を無視したり、抑え込もうとしたりすると、かえってストレスが溜まってしまうことがあります。不安を受け入れることで、心の負担を軽減することができます。
②自分のライフスタイルをもう一度再点検
季節の変わり目は、体が変化に対応しきれていない時期、改めて自分の体や心がどんなとき弱いか再点検してライフスタイルを見直して新しい環境に順応していけるように準備をしておきましょう!
✽セロトニンは乱れやすく、また、”作り置き”できません。特に女性は分泌量が低いので日頃から、不安になりやすい方は“セロトニン”を高めるライフスタイルにしておきましょう。
*日光を浴びる: 朝の光を浴びることで、体内時計をリセットし、セロトニンの分泌を促しましょう。
*食生活では、甘いものは即効性がありますが、チョコレートやバナナ、ナッツ、お肉なとでセロトニンを高める。
✽季節の変わり目こそ、深呼吸をしましょう
<深呼吸の効用>
* 自律神経のバランスを整える: 深呼吸は、交感神経と副交感神経のバランスを整え、リラックス効果をもたらします。
* ストレス軽減: ストレスを感じると呼吸が浅くなりがちですが、深呼吸をすることでストレスホルモンの分泌が抑制され、リラックスできます。
* 免疫力向上: 深呼吸は、免疫細胞の働きを活性化し、免疫力を高める効果も期待できます
<深呼吸のやり方>
* 4秒吸って6秒吐く: 息を吸う時間を4秒、吐く時間を6秒にすると、副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
【ライフスタイルの再点検するメリット】
* バランスの取れた食事や運動で、心も体も健やかに
*健康的な生活習慣は、心身のバランスを整え、ストレスを軽減する効果が期待できます
* 体内時計を整え、質の高い睡眠をとることで、心身のリフレッシュ
十分な睡眠は、心の安定だけでなく、集中力や記憶力も向上させます
③なるべく1人でいる時間以外に、人と交流し話す機会を意識する
✽不安を感じる扁桃体は、言語情報で抑制されると言われています
なるべく人と交流しながら、何気なく自分の不安を安心できる方に相談して言葉にしてみましょう
<扁桃体とは>
私たちの脳の中にあり、感情、特に恐怖や不安に深く関わっている部分です。まるで脳の中の小さな警報装置のようなもので、危険な状況だと判断すると、心拍数を上げたり、汗をかいたりといった体の反応を起こします
<言語化することで恐怖や不安が和らぐと言われています>
ハーバード大学で行われた長年の追跡調査によると、**「信頼できる人に自分の気持ちを話す」**というシンプルな習慣が、私たちの幸福度や健康状態に大きな影響を与えることが明らかになりました。
* 孤独感の軽減: 人とのつながりは、孤独感を減らし、心の安定をもたらします
* ストレス解消: 話し相手がいることで、ストレスを軽減し、心の負担を減らします
* 自己肯定感の向上: 認められ、受け入れられる経験は、自己肯定感を高めます
* 幸福感の増大: 楽しい時間を共有したり、支え合ったりすることで、幸福感が増します
* 問題解決能力の向上: 異なる視点からの意見を聞くことで、問題解決能力が向上します
【人と交流する効果】
* 高齢者: コミュニティ活動に参加することで、認知症のリスクが低下し、健康寿命が延びる可能性があります
* 子ども: 友達と遊ぶことで、社会性や協調性を育み、心の成長を促します
* 働き盛り: 同僚とのコミュニケーションを通じて、仕事のパフォーマンスが向上し、ストレスが軽減されます
人との交流は、年齢や状況を問わず、心身に良い影響を与えることが期待できます
ぜひ、ご自身が安心できる人や場所で好奇心をもって心を言語化してみましょう
[まとめ]
季節の変わり目は、生物学上、誰もが不安を感じやすい時期。その不安な気持ちを抑え込むことなく、朝日を浴びてセロトニンの分泌を高めましょう。不安な気持ちを信頼できる人に話したり、人と交流することで、軽減できます。ぜひ、ご自身ができる一つを見つけて参考にしていただけたら嬉しいです。
#メンタルヘルス#不安#ストレス#マインドフルネス
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