【休み明けやる気がでないとき🎈】

コラム

 「明日からまた仕事ですよ…。」と連休の最終日近所で知り合いの方に偶然会った際とても憂うつそうなのが印象に残り「ゴールデンウイークはどこかに行かれましたか?」と伺いました。連休中ゴルフや帰省、レジャーに充実されたようでした。ゴールデンウイーク後にニュースのインタビューで良くみる光景です。家族サービスや自己充実はとても大切な時間ですね。

 休暇になると旅行やレジャーなど楽しみたいですよね。しかし予定を詰め込みすぎて逆に疲れが溜まってしまうのも事実、生活のリズムも乱れて普段とは違うスタイルにもなりますし、なかなか気分が切り替えられなかったりします。

 この時期、「やる気がでない」「集中力が続かない」「何だかだるい」心身ともに不調が表れているかたも多いのではないでしょうか。

 新しい仕事場や学校などの環境にも慣れてきたと同時にそれまで適用しようとストレスや緊張感などが続き、また季節の変わり目の気候の温度変化などにも影響をうけ気分が落ち込んだりやる気がでないことは特別なことではなく誰しもありますよね。

 ただ違いがあるとすれば、人により心身ともにいつも通りで変わりなく休暇明けを迎える人と、やる気がでない人の違いは何でしょうか。個々によって生活習慣、仕事環境や人間関係からくる心身の疲れ、プライベートの悩みなど様々な問題が原因の一つになっていることも考えられます。

 やる気がでないなどは誰しも起こる当然の反応ですが、適応障害や鬱病にならないように自分や家族、友人と日頃からコミュニケーションの際心がけ次のことを参考にしていただければと思います。

【 五月病に陥らないための心と体のサイン 】                       ⇒五月病は、正式な病名ではありません

厚生労働省によると新入社員や人事異動など環境の変化のあった方が、新しい環境へ適応が上手くいかず、なんとなく体調が悪い、やる気がでないなど心身に不調があらわれる状況を言われています。

なりやすい人の特徴 ⇒ 几帳面で真面目、環境の変化に弱い、責任感が強い、完璧主義で悩みを抱え込んでしまう人などは、次のことに気をつけましょう。

自覚症状や他覚症状の特徴 ⇒ 不安や焦燥感にかられる、遅刻が増える、憂鬱な気持ちが続く、表情が乏しくなる、今までできたことができなくなった、睡眠不足、食欲が落ちたり過食になったりなど身体症状が二週間以上続いている場合は早めに専門の医療機関に相談しましょう。

【 気分の落ち込みを予防する習慣5選 】

・規則正しい生活 ⇒ 生活のリズムが崩れると自律神経が乱れ、自律神経の切り替えが悪くなりさまざまな体調不良があらわれます。気をつけていても乱れたときは、体を労ること例えばシャワーを浴びたり温かい飲み物を飲んだり、ゆっくり食事を味わって食べるなど自分の心地よい時間でフォローしてみましょう。

・栄養バランスのとれた食事 ⇒ 無理のない自分の体にあった栄養を取り入れてたいものですが、私たちのライフスタイルは個々によって、食事の時間、食べる回数、どこで食べるかも異なります。ひとつの栄養素に偏らないよう食べ物に含まれる栄養素をバランス良く食べれることが大切ですね。

・より良い睡眠 ⇒ 朝起きてから30分以内に日光を浴びることで体内時計が調整され睡眠物質メラトニンの分泌も高まり休息に適した状態に導かれ眠気を感じます。寝る前の二時間の使い方を見直し、ブルーライトはを浴び過ぎないように気を付けましょう。またメラトニンは抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり疲れを取ってくれるためさまざまな効果を持っているホルモンの一つです。

・好きな音楽など聴いたりする ⇒ 音楽などでアップテンポのリズムは活力を与えますし、スローな優しい曲は不安や緊張を和らげる効果もあると言われています。副交感神経を誘導しリラックスした状態になり脳内の幸福度を高めるドーパミン分泌を促しストレスホルモンを減少させると言われています。

・無理のない運動をする ⇒ 自分が楽しめる運動を少しでも取り入れることにより、ストレスホルモンが低下し、成長ホルモンにより疲労回復効果、免疫力が上がるなどさまざまなメリットがわかっかてきています。厚生労働省の生活習慣病の予防効果は10分程度の歩行を一日数回行う程度でも健康上の効果が期待できるそうです。(ご自身の体質や体力などに合わせてご参考にしてください)

ここまで「やる気がでない」気分の落ち込みを予防する習慣を共有させていただきましたが、皆さんはもう取り入れている習慣などはありますか?気分の落ち込みを予防する習慣は基本的なことが本当に大切だなと自分の更年期やコロナ禍で家族が適応障害を患ったことで心身ともにバランスを取ることの難しさを痛感しました。その上で、自分を思いやることを大切にしていただければと思います。

大切な人を支えてあげるように、自分に声をかけてあげてください

自己否定する自分に気づいたら気持ちや行動への影響を弱めることはできます

落ち込んでいる大切な人にあなたならどのような言葉をかけてあげますか

「疲れたー!」言えること、気づけること感じることは素晴らしいことです!

自分のサポーターである自分を励まし温かい必要な声をかけてあげましょう

それは、自分の気分を調節することができる大切な道具になります

最後まで読んでいただいてありがとうございます。参考にしていただければ幸いです。

心の縁側のカウンセリングでは、「治る、治らない」「適応する、適応しない」という病気の問題ではなく、今をより良く生きたい方、人生上の悲しみの中から何か意味を見出し自己成長や自己実現の問題を扱います。

・自己充実な過ごし方
・目標とする状態になる時間
・本来のご自身らしい状態になる機会

をご利用いただいき共同作業により、今を大切に生きることができるようサポートさせて頂きます。

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