幼馴染と見つけたジャスミンの香りに寄せて
先月、幼馴染の友人と街中を散策していたときのことです。 ふと、どこからか甘く爽やかな香りが漂ってきました。
「あ、いい香り!」「どこから香っているのかな?」
二人でキョロキョロと辺りを見回すと、建物の花壇に可憐なジャスミンと、凛とした椿が咲いていました。
何気ない景色、何気ないやり取り。 けれど、その瞬間の心温まる心地よさは、帰り道までずっと私を優しい気持ちにさせてくれました。
心理学でいう「ストロークの交換」とは
こうした他愛もない会話、実は心理学(交流分析)では**「ストロークの交換」**と呼ばれています。
ストロークとは、一言でいえば**「心の栄養」**。 相手の存在を認め、働きかけるすべての言動を指します。
私たちは、食べ物で体にエネルギーを補給するように、人との関わりを通して心に栄養を取り入れているのです。
「同じものを愛でる」だけで、心は満たされる
カフェでとりとめもないお喋りを楽しんだり、一緒に歩いて季節の花に目を留めたり。 そこに特別なアドバイスや、深い議論は必要ありません。
- 「いい香りだね」と五感を共有する
- 「きれいだね」と感情を分かち合う
ただそれだけで、私たちの心は「ここにいていいんだ」「理解し合えているんだ」という深い安心感で満たされていきます。
幼馴染の彼女と過ごしたあの時間は、まさに私にとって大切な「心の栄養補給」の時間だったのだと感じます。
忙しい毎日だからこそ、五感をひらいて
日々の忙しさに追われていると、つい足元の花や、風に乗ってくる香りに気づかず通り過ぎてしまいがちです。心の栄養が不足しているなと感じたら、少しだけ足を止めて、五感をひらいてみてください。
そして、見つけた小さな幸せを、隣にいる人に言葉にして届けてみませんか?
「今日はストロークの交換、できているかな?」
そんなふうに意識するだけで、いつもの散歩道が少し違って見えるかもしれません。
あなたは今日、誰とどんな「心の栄養」を分かち合いますか?
小さなストロークの交換が、あなたの日常をふっくらと温かくしてくれますように🌿


